Lesson5-6 ピーマン

子供には不人気な野菜ですが

カボチャやゴーヤ同様にビタミンCが豊富な野菜です。子供には大変不人気な野菜として知られていますが、きちんと調理すれば苦みを抑えられます。

ハンバーグにつなぎとして混ぜてみたり、美味しい常備菜にするとピーマン嫌いも治る可能性があります。夏から秋が旬の野菜ではありますが、ハウス栽培のものは一年中食べられますので、様々な調理法を押さえておくに越したことはありません。

ピーマンには様々な種類がありますが、緑色のものより赤ピーマンなどのカラーピーマンの方が栄養素は多めに含まれています。カラーピーマンの中でも甘いものはマリネによし、生でフルーツのように食べても良しと隙がありません。

栄養素

ピーマンに豊富に含まれているのはカロテンやビタミンCです。100gあたり80mg(赤ピーマンならその2倍!)のビタミンCはゴーヤに匹敵し、一年中手に入る食材としては良質です。

風邪の予防や疲労回復・肌荒れ対策として積極的に料理に取り入れていきたいところです。またオレンジのピーマンはカロテンが豊富で、その含有量は緑色のものの30倍に達します。

2012年にはタキイ種苗とお茶の水女子大学の共同研究により、ポリフェノールの一種「クエルシトリン」にピーマンの匂いが加わることで苦み成分となることが判明しました。

ならばこれを取り除けばいいのでは、とお考えの方もいらっしゃるでしょうが、苦み成分のクエルシトリンは高血圧の抑制・抗うつ作用などの効果があり、無理に除こうとするよりは身体に良いものと考えて食べるのも選択肢の一つです。

調理法

赤ピーマンなどは生のままサラダにしても良いのですが、千切りにして炒め物や揚げ物、煮物に使うのも良いでしょう。調理するときはピーマンのヘタを中にぐいっと押し込み、押し込んだヘタを外に引っ張り出すことで中の種まで丸ごと取ることが出来ます。

ピーマンを切る時は縦切りにするか輪切りにするかを考える必要があります。ピーマンの細胞は輪切りにすると壊れてしまうので、あの風味が好きなら輪切りにして青臭さを出していくのが良いでしょう。

逆にピーマンの風味が好みでない場合、特に子供に出す場合は、縦切りにしてチンジャオロースーなどの具に使うのがおススメです。またピーマンを油で通すのは中国で一般的に使われる調理法で、苦みを抑え、ビタミンAの吸収を良くするのに最適です。

レシピ

じゃこピーマン

常備食によくカルシウムも取れるじゃこピーマンのレシピを紹介します。

  1. ピーマンの種を取り、縦に千切りする
  2. 熱したフライパンにごま油を引き、ピーマンがしなるまで中火で炒める
  3. 醤油・みりん・ごまで味付けしながらちりめんじゃこを入れ、強火で水分を飛ばしながらさらに炒める

これだけで常備食となるじゃこピーマンが完成します。ちりめんじゃこにもともと味付けしてあるものを使う場合は、調味料すら使う必要もありません。

甘辛いたれの味付けでご飯が進むうえ、苦みがある程度抑えられる切り方をしているので、子供でも美味しくいただけるでしょう。