Lesson3-8 しそ

殺菌効果のある野菜

シソはシソ科シソ属の植物で、かつてはエゴマと同種の野菜と見られていました。最近では遺伝子研究の結果として同じ種から別れた別種であると判明しています。原産地は中国中南部やヒマラヤ・ビルマですが、日本に伝わったシソは中国を原産とするものと言われています。

「身体に良い」と言われる野菜の中でも特に強力な防腐・殺菌効果のある野菜として知られるのがシソです。シソには青じそ(緑色)と赤じそ(紫色)の2種類がありますが、いずれも香ばしい香りを放っています。この香りの元となる「ペリルアルデヒド」がシソの殺菌効果を産んでいます。

栄養素

ビタミンAやカロテン、ビタミンCなど、豊富なビタミン類を含んでいるのがシソの特徴ですが、もう一つ見逃せない点として、シソにはカルシウムがたくさん含まれています。

その含有量なんと100gあたり220〜230mg!100gあたり170mgの小松菜を上回ります。小松菜と違って量を食べるのは難しい野菜ですが、様々な料理に添えられますので、積極的に食べていくと良いでしょう。

調理法

シソの調理法といえばやはり刺身のツマにするのがポピュラーでしょうか。刺身のツマといえば大根ですが、シソには殺菌効果があるのでナマ物にそえるのに大変向いています。

味の濃い鶏肉を炒める際にシソを添えてみたり、細かく切り刻んでシソを食材に混ぜてみるのも良いでしょう。また、調理法に分類して良いものかどうかはわかりませんが、砂糖やレモン汁を加えてジュースにしてしまうのも悪くありません。夏バテにはシソがよく効きます。

レシピ

仙台のしそ巻き

東北地方の郷土料理として、宮城県で生産・販売されている「しそ巻き」をご存知でしょうか。シソを上手く使った郷土料理であると同時に、安価でお手軽に作れるのが良いところです。

必要なものはしそ(必要な枚数分)、赤味噌、砂糖、小麦粉、クルミ、七味唐辛子などの調味料です。

  1. しそを水洗いする
  2. クルミを細かく刻んでボウルの中で赤味噌、砂糖と混ぜ、更に小麦粉を加えてペースト状になるまで揉む
  3. 混ぜ終えた味噌をしその葉で包み、丸める
  4. 3を焼き鳥のように2~3個まとめて爪楊枝や鉄櫛で刺し、油を敷いたフライパンで焦げ目がつくまで焼く

これでしそ巻きが完成します。お酒のつまみにも良いですし、常備食として常に食卓に置いておくのも良いでしょう。