Lesson12-2 野菜の主要な生産地

No.1は北海道、でもNo.2は……?

日本最大の野菜生産地は、やはり面積自体が広い北海道で間違いありません。都道府県としては最大で、気候こそ厳しいもののなだらかな平野が続く北海道では、じゃがいもを中心に寒さに強い野菜が大規模に栽培されています。

しかし、産出額ベースで見れば北海道一強とは言えません。平成25年度の北海道の産出額はおよそ1990億円ですが、これは全体の9%にあたります。第二位に茨城県の1767億円、第三位に千葉県の1687億円と、関東圏に比較的高い産出額を誇る県が並んでいます。

なぜこうなるかと言いますと、まず作付面積の割合に関していえば、北海道が25%であるのに対し関東は28%と、割合だけで見れば勝っているからです。また、首都圏のような大消費地に近い地域となれば、

  • 輸送コストが安い
  • 新鮮な野菜をすぐに出荷できる

といったメリットがあるため、大都市圏である関東地方における農業は非常に利益率が高いのです。産出額第四位は九州の熊本県ですが、第五位に愛知県が来ていることからも分かる通り、都市部に近いほど実は農業は活発になるのです。

日本の作付面積は関東・北海道・九州の三地方で全体の七割を占めます。農業に従事している人は地方に行くほど多いと思われがちですが、実は関東の農業生産もかなり多いのです。