Lesson3-3 レタス

サラダのメイン

地中海沿岸や西アジアを原産地とするレタスは、昔は「チシャ」という名前で知られていました。日本では古くから掻き萵苣(カキヂシャ)として知られ、江戸時代ごろには栽培方法や品種・調理法などが記された本が出回っていました。

キャベツと非常によく似た形をしていますが、キャベツとは大きく調理法や食べ方が異なるのがレタスです。最大の特徴はやはり「生で食べられる」ことでしょう。ちぎってサラダに入れるだけで立派な一品になるわけですから、レタスはお手軽料理の強い味方とも言えます。

旬は夏ですから、暑い時期にサラダに添える食材としてのこれ以上適切なものはありません。夏バテ防止に積極的に食べていきましょう。

栄養素

レタスに含まれる代表的な栄養素は「カロテン」「ビタミンK」「ビタミンB1」「ビタミンC」「カリウム」です。また、レタスには「ラクチュコピクリン」という成分がありますが、これは茎を切った時に出て来る白い液体に含まれるもので、催眠や鎮痛の作用があるとされています。

ただ、レタスの95%は水分であり、ただでさえ水分の多い野菜の中でもこの値は突出しています。さまざまなビタミン・栄養素をバランスよく含んでいるとはいえ、その含有量自体はさほど多くないことに注意しましょう。

調理法

調理法と言ってもいいものかどうかは分かりませんが、レタスの主な食べ方としてはやはりサラダでしょう。包丁で切ってしまうと、わずかな時間で切り口が褐色に変わってしまいますので、サラダにする際は手でちぎるかレモン汁を振りかけると変色防止になります。

他の調理法として、あっさりとしたレタスは味の濃い肉類と相性が良いため、焼肉におけるサンチュのような使い方も出来ます。タケノコなどの野菜と一緒に炒めた豚肉をレタスで包むと、レタスに含まれるビタミンを壊さず、さらにみずみずしい食感を加えられて一石二鳥ですね。

レシピ

レタスにはあまり代表的なレシピがありません。中華料理などではちぎったレタスを炒飯やスープに混ぜ込んで食感を楽しんだりもしますが、やはりレタスをメインに使うレシピとしてはサラダが妥当なところです。

シーザーサラダのレシピ

  1. マヨネーズ大さじ3、すりおろしたニンニクを少々、塩コショウ、レモン汁大さじ2、好みでオリーブオイルや豆乳を用意し、器に盛って混ぜ合わせる
  2. ちぎったレタスの上にクルトンをのせ、1で作ったシーザードレッシングをかける

手順としてはたったこれだけですが、たくさんのレタスを一度に召しあがるのにはお手軽で丁度良いレシピです。分量の調整も簡単なので、ホームパーティーなどでも積極的に採用していいでしょう。

用意するものはレタスとクルトン、パルメザンチーズだけですが、ここにエビや鶏胸肉のグリルを加えてタンパク質を一緒に摂るとよりバランスが良くなります。