甘くて美味しい小さな木の実
ブルーベリー、ラズベリー、クランベリー、ブラックベリーなど、ベリーと呼ばれる果物群があります。甘酸っぱくて種ごと食べられるベリーは果物としても美味しいのですが、種類が多過ぎて覚えるのは大変ですので、種別ごとの解説は触れる程度に留めます。
- 実が小さくて多肉
- 多汁質で丸い
- 色合いが明るい
- 酸味や甘みがある
- 種子を持つが核を持たない
これらがベリーの特徴となり、日本語では「漿果」(しょうか)と呼ばれています。ちなみにこれらの特徴を有する果物を全て「ベリー」と称する場合、イチゴ(ストロベリー)はベリーに分類されないことになりますが、このあたりは分類法によって分かれます。
そもそも、イチゴは甘みがあるため果物として扱われることも多いのですが、草本性の植物なので野菜扱いされることも少なくありません。

栄養価
ベリーによって含まれる栄養の種類にかなり差があります。たとえば歴史の浅いブルーベリーは不溶性の食物繊維が果物の中でもトップクラスです。ラズベリーはマグネシウムやビタミンC、Eが豊富、ブラックベリーはぶどうと同じようにポリフェノールのアントシアニンを豊富に含みますので、目の健康を維持するのに良いと言われています。
なかなか見る機会はありませんがアイヌ語の「ハシカプ(枝の上にたくさんなる木の実)」に由来するハスカップにはβカロテンが豊富に含まれており、先住民族アイヌの間では不老長寿の秘薬として珍重されていたと伝えられています。
調理法
ベリーは生で食べるには酸味の強いものが多く、ピューレにしたり果実酒にしたりと様々な方法で加工されて私たちの口の中に入ります。クランベリーは肉料理に欠かせないソースとなり、コケモモやラズベリーはジャムとして加工されることが多いようです。
あの甘みと粒粒とした食感がベリー系のジャムの魅力ですが、これらをヨーグルトと一緒に食べることで乳酸菌を一緒に摂取すれば、整腸作用や血圧抑制作用、抗アレルギー作用なども期待出来ます。