Lesson8-1 豆類・キノコ類

野菜? 野菜じゃない?

一般的に野菜には分類されないのが豆類・キノコ類ですが、実際には野菜と同じように食すことが多いのもまた事実です。

Lesson8では豆類・キノコ類の特徴と栄養、その簡単な調理法について解説します。本講座では野菜として扱う予定のないこれらの食物も、相乗効果で野菜の質を引き上げてくれるものですから、知っておいて損はありません。

豆類の特徴

マメ科植物の種子・あるいは果実の中でも食用に向いているものを「豆類」と総称します。人類と豆類の付き合いは長く、穀類に続いて農産物として生産されるようになったのが、この豆類であると言われているほどです。

枝豆やそら豆のように軽く茹でてそのまま食べるものもあれば、大豆のように様々な加工食品に使われるものもあります。特に大豆は「畑の肉」とまで言われており、植物性たんぱく質やビタミンが豊富で、しかも米だけでは不足しがちなリジンという必須アミノ酸を含んでおり、主食のサポートには最適です。

小豆などはビタミンB1やビタミンB2が豊富で、米との相性は抜群です。あんこにしても美味しく、日本の甘味としては古い歴史を有しています。

キノコ類の特徴

キノコ類に関する厳密な定義はありません。

一般的には「比較的大きな子実体をつくるもの、あるいはその子実体そのもの」をキノコ類に分類することが多いようです。子実体とは菌類が胞子を形成するために作る複合的な構造のことで、胞子形成菌糸やそれを補助する菌糸が組み合わさって作られています。

日本には数千種類のキノコが存在すると言われ、食用にできるものも多いのですが、逆に毒性を持つ種類もけっして少なくありません。毒キノコは素人に判別出来るものではないため、安全に食べたい場合はプロの選別したものや安全に栽培されているものをいただくようにしましょう。